コムチュアのクラウド

クラウドに注力してきた歴史

デジタル・トランスフォーメーション(以下DXと略)がさまざまな業界で急務となる中、各企業は迅速かつ柔軟にシステムを構築することが必要になり、そのための手段としてクラウドサービスの活用が急速に進んでいます。
コムチュアがクラウド事業を開始したのは10年以上前。グループウェアの領域において既に一定の評価を得ていたコムチュアは、次なる事業の柱をクラウドと位置づけ、グローバルのクラウドプラットフォーマーとの連携推進に取り組み始めました。そして現在、コムチュアにはグローバルのクラウドプラットフォーマーに精通したエンジニアが多数在籍し、Microsoft、Salesforce、ServiceNow、Pegaなど各ベンダーの上位認定資格も保有。システムの設計から運用保守、教育といった領域までを、一気通貫で対応できる組織になりました。

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新たな技術領域への挑戦

2018年、経済産業省は『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』(通称:DXレポート)を発表し、DXが進まなければ2025年以降に多額の経済損失が生じるという「2025年の崖」について警告しました。老朽化した既存の基幹システムへの対応、そしてDXへの取り組みは、デジタル競争の中で企業が必ず取り組まなければならない課題となっています。
今後のDX推進において、クラウドを活用したシステム開発は今以上に必須のものとなっていきます。特に、クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド構築、最小限のプログラミングで行うローコード開発、セキュリティなどの分野は、今後さらにニーズが高まっていくことが予想されます。コムチュアでは、いち早くクラウド領域に着目したように、クラウドの未来を見据えて新しい技術領域に積極的に挑戦しながら、お客さまのDX推進を支援していきます。

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プロジェクト事例.1
製造業向け情報共有プラットフォームの構築

課題

従業員10,000人規模のとある企業では、顧客情報や営業活動、業績管理などの情報が細分化しており、必要な情報へのタイムリーなアクセスが困難という課題を抱えていました。また、グループ会社も含めた大規模システム開発のため、ステークホルダーが多く、プロジェクトマネジメントにおいても問題は山積みの状態でした。

解決方法

単なるシステムの構築だけでは、お客さまの課題を解決するのは困難です。そこでコムチュアは、システムのみならず業務プロセスを刷新し、業務の最適化を推進。また、リモートワーク環境ながら、Web会議やチャットツールを駆使してお客さまとコムチュア社員との壁をなくし、密接なコミュニケーションを図りました。その結果、一つのシステムで最新情報にアクセスが可能になり、各社でバラバラだった業務プロセスも統一され、リモートワーク環境でのスムーズなプロジェクト推進についても高い評価をいただきました。

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プロジェクト事例.2
クラウドソリューション導入における
セキュリティ対策

課題

あるプロジェクトにおいて、コムチュアはSalesforceとMicrosoft Azure、Teamsの要件定義から設計、開発、運用・保守までを担当。プロジェクトを進める上では、Salesforceなどの外部サービスやAzure内の通信において、外部から攻撃を避けるための対策が必要でした。プロジェクト内でセキュリティ知識があるメンバーが少ない点が課題でした。

解決方法

プロジェクトで必要な知識や不明点を洗い出し、Microsoftの公式情報を確認するほか、Microsoft社にも積極的に問い合わせを行い、不明点を解消していきました。徐々にセキュリティの知識をつけながら、検証の実施、確実な対策案の確立、お客さまへの提案といったサイクルを行い、プロジェクトを完遂。プロジェクトを通じて得たセキュリティ技術やノウハウは社内でも展開され、プロジェクトメンバーのみならず、組織全体の成長にもつながりました。

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プロジェクト事例.3
BIツールと連携した拡張性の高い
顧客情報基盤の構築

課題

お客さまの要望が膨らみ、工数の増大や運用開始時期が遅れる可能性が生じました。また、本プロジェクトの特徴の一つであるBIツールとの連携において、経験者がタイムリーにアサインできず、技術的なリスクも抱えていました。

解決方法

お客さまとコミュニケーションを取りながら各要件の優先順位をつけ、一次開発と次フェーズに切り分けることでスケジュールの順守に成功。データ連携についても、ベンダー主催の研修を活用してスキルを習得することで滞りなく構築を完了。クラウド型の業務アプリケーション開発プラットフォームを活用し、拡張性の高い顧客情報基盤を構築しました。また、BIツールと連携してデータの集計・分析を行うことで、お客さまの営業活動の効率化も実現しました。

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