サステナビリティ
マテリアリティに対するリスクと機会
マテリアリティ |
リスク |
機会 |
---|---|---|
事業を通じたDXによる社会課題解決 | ・経済成長の鈍化によりデジタル化の進展が遅れる ・変化や新技術への対応が遅れ、ビジネスモデルの陳腐化や他社との同質化が進む など |
・デジタル社会の進展により顧客市場が拡大する ・変化への対応のためのデジタル投資が拡大する など |
提案力の向上による お客さまの価値の 最大化 |
・新技術の獲得や他社との差異化が進まず顧客から選択されない ・人材育成・教育が適切になされず付加価値の創造力が相対的に低下する など |
・新技術の早期獲得により市場開拓ができる ・デジタル技術の多様化の進展で複合ソリューションニーズが高まる など |
イノベーションを支えるパートナーシップ・ 最先端技術開発 |
・人材流出で新たなベンダーとの関係構築が進展しない ・調査研究に対するリソース配分が適切になされず競争優位に立てない など |
・デジタル社会の進展により新技術やソリューション開発が進展する ・多様な人材獲得のチャンスが増大する など |
社会のDXに貢献する IT人材の育成・ キャリアマネジメント |
・AIの活用等が進展し外部研修・教育のニーズが減少する ・環境変化や事業戦略との同期がなされず人的資本が有効に活用できない ・変化への対応が遅れ人材が流出する など |
・デジタル人材ニーズの増大によりデジタルラーニング事業が拡大・成長する ・グループ内での教育機能の戦略的活用で優位性を確保できる など |
持続的成長に向けた 適正な投資と 資本効率の向上 |
・収益力低下により成長投資余力が減少する ・経営改革や基盤強化への投資配分が適切に行われず会社の改革が鈍化する など |
・M&Aの戦略的実行により成長領域におけるテクノロジーと人材が早期に獲得できる ・経営基盤の強化により経営効率向上とガバナンスの向上両立ができる など |
ステークホルダーから 期待される 健全経営の実践 |
・成長にコーポレート・ガバナンス、内部統制の充実が追い付かず事業継続リスクや損失が発生する ・ステークホルダーエンゲージメントが弱く投資家から選ばれない など |
・経営の仕組みの進化による透明性向上などの内部統制が充実し、経営環境の変化への対応力が向上する ・顧客や投資家との対話機会の増加により信頼関係が向上する など |
気候変動・資源循環 への対応 |
・物理リスク対応のための投資が大きくなりデジタル投資機会が減少する ・事業運営コストが上昇する など |
・自社所有のデータセンターからクラウドへの移行が進むことによりビジネス機会を拡大できる ・変化対応やレジリエンスを高める新技術獲得の機会が増加する など |