キメの細かい独自のサービスで顧客に成長力を高める武器を提供
コムチュアの成長を牽引してきたグループウェアは顧客にとっても成長力を高める武器として貢献しています。その概要を説明します。
グループウェアとはどんな武器か?
企業のオフィス内では、ビジネスパーソンは次のように大きく分けて3つの情報に囲まれて仕事をしています。
- データベース系情報 (蓄積、活用のされ方、管理が重要)
- 顧客管理情報、営業管理情報、売上管理情報など
- 決裁・申請書類(情報の流れや決裁する人が重要)
- 稟議書、見積書、請求書、出張申請など
- 社員同士のコミュニケーション(正確性や創発性が重要)
- 社内メール、社内掲示板、口頭、メモなど
これらの情報量は膨大です。それに加えて、どの組織にも、横の部署と縦の階層があり、情報へのアクセス権限も一律ではないため、オフィス内の情報はさらに複雑化します。
こうした状況において、情報共有が失敗して「言った、言わない」などのコミュニケーシションロスが起こってしまいます。
グループウェアがない状態
企業にとって、業務効率の低下は、企業の競争力低下につながる死活問題です。大きな悩みがそこにはあります。
こうした悩みを解決し、業務効率化を実現する要がグループウェアです。ここで、コムチュアのグループウェアは特に他社にはまねができない独自性を発揮しています。
グループウェアは、ビジネスパーソンの業務をほぼすべて一元化できるシステムです。グループウェアの最大の特徴は、ユーザー本位の利便性と情報共有のしやすさです。
コムチュアのグループウェア
グループウェアにおけるコムチュアの価値
実はグループウェアを導入しただけでは、何も業務はできません。大事なのは、データベースなどの情報資産をグループウェア上で「つなぐ」ことと、ビジネスパーソンが情報の所在や、決裁の進捗状況、いま処理すべき事項、社内のコミュニケーション状況が直感的にわかる「見える化」です。
この「つないで、見える化」を実現するあらゆる仕組みで独自性を発揮しています。さらにグループウェアは、データベース同士を「つないで」、オフィス内のあらゆる情報を「見える化」することによって、オフィスで働くビジネスパーソン達の業務効率を高め、さらにはディスカッションをして改善案を出し合う行動を促進し、生産性を高めることにも貢献しています。
このようなキメの細かい独自のサービスで顧客の悩みを解決し、顧客が成長力を高めるための武器を提供しているのです。
強固な顧客基盤を構築
コムチュアはキメの細かい独自のサービスで顧客の成長力を高め、顧客基盤を固めてきました。
グループウェアはそもそも、各種データベースなどの膨大な情報資産を持ち、従業員数が多い大手企業ほど効果の高い仕組みです。
また、大手企業ほど細かいカスタマイズを必要とします。このキメの細かさで大手企業への導入実績を着実に伸ばしてきました。
現在顧客の約7割が大手企業であり強固な顧客基盤を築いています。
効率的に事業を展開
コムチュアは、顧客の成長力を高めるサービスの提供を効率的に行っています。
コムチュアは時間と労力のかかる基礎技術開発には投資せず、信頼性の高いシステムをベースに顧客にあった仕組みやサービスを上乗せして独自性を発揮しています。
基礎技術は、世界中で高い評価を得たソフトウェアをもつ大手IT会社と提携することで補完し、顧客の要望を最適化するカスタマイズに集中する方法をとっています。提携先は、IBM社、SAP社、セールスフォース・ドットコム社などで、グローバルな規模でそのソフトウェアが利用されています。
グローバル化した大手企業においては、オフィスの生産性向上とその管理をグローバル規模で行うことが急務となっています。コムチュアは世界中で使われるソフトウェアをベースとし、効率的に顧客にあったサービスを提供しています。
独自性の発揮で新分野を安定収益源に育成し、さらに新分野にチャレンジ
「先見性」をもって「チャレンジ」し、成長するだけでなく、コムチュアが高収益を実現している秘訣は、ビジネスモデルにあります。それは、システムの導入から運用まで、つまりシステムのライフサイクルの全てを取り込み、顧客からの収益機会を最大化することにあります。
コムチュアは新しい技術を顧客に導入してもらい、その後は企業の社内IT整備における各ステージ(【(1)検討・導入】→【(2)カスタマイズ・更新】→【(3)運用・保守】)におけるニーズを捉えることに注力しています。
このようにして、顧客を適切にサポートすることで、連鎖的に【(2)カスタマイズ・更新】と、【(3)運用・保守】の受注が継続され、安定収益が着実に積み上がる「ストック」型のビジネスモデルを築いています。
この、新規に納品して得たフローの顧客が、ストック化するビジネスモデルをコムチュアでは「プロダクト&ソリューション」と呼んでいます。
各サービスにおいて新規顧客が安定顧客になり、新しくチャレンジした分野が安定収益源へとなっています。
プロダクト&ソリューションの概念図
重要なのは、どのステージから入っても最終的にはシステムのライフサイクルのすべてを取り込めることです。このストックの厚みを増すことで、収益が支えられ、新分野へチャレンジする環境が整備されています。それでは次のステップで今取り組んでいる新分野を紹介しましょう。