Power Platform活用を通じたDX人材育成支援サービス
・キーワード
Power Platform / Microsoft365 / 内製化 / DX人材育成 / 伴走型支援
ヤンマーホールディングス株式会社様
・業務内容
1912年に大阪で創業、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカー。エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造することで、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現を目指している。
右から、DX推進グループ 山根様、世森様
※本ページの掲載内容は導入当時の情報となります
ヤンマーホールディングス株式会社様では、デジタル中期戦略に基づき、お客さまへの価値創造の実現を目指している。重点取り組みの一つである「草の根DX活動」では、RPAやローコード・ノーコードツールなどを活用した業務改善を行う社員をコミュニティ化し、学び合い、刺激し合う環境を提供している。この取り組みを率いるDX推進グループは、会社全体でのボトムアップ型のDX推進文化を築く重要な役割を担っている。
DX推進グループは草の根DX活動の一環で、Power Platformを推進するためのコミュニティ運営事務局を立ち上げ、ガバナンスなどの基盤づくりやトレーニング・開発支援、イベント開催などを行っている。これらの積極な取り組みにより、Power Platformの利活用に関する地道な宣伝活動は成功を収め、国内外を含めて450名以上の社員が参加するコミュニティに成長した。しかし、事務局は少人数のため運営に限界があった。また、初めてPower Platformを学ぶ社員がゼロからスキルを習得するのは大変困難であり、興味があっても最初の一歩で躓いてしまう恐れがあることから、外部の伴走型支援パートナーの協力を得ることが必要不可欠だと判断した。そこで、日本マイクロソフト社にコムチュアを紹介され、伴走型支援のサービス提案が同社の考えとマッチしていたことから、コムチュアを伴走型支援パートナーに選定した。
山根様
例)
・機器整備のエビデンス記録アプリの開発により、コンプライアンス遵守につながった
・車両のリース更新管理アプリの開発により、大幅な管理工数の削減につながった
Power Platform初心者でも
自力でアプリ開発に成功
以前は、そもそも何を質問したらよいのか分からない場合や、初心者以外でもTeams上での一問一答形式では正解に辿り着けない場合があった。社員に寄り添った伴走型支援により、Power Platformのプロに対してミーティング形式でリアルタイムに相談でき、分からない部分はサンプルを作って実践することで、初心者でも最後まで諦めずに開発できるようになった。
社員主体型の
アプリ開発文化が醸成
Power Platformに興味はあるが開発の一歩を踏み出せなかった社員がアプリを開発できるようになったことで、内製での業務効率化を実感できるようになった。当初は内部の環境を熟知した社員にしかできないと考えていたが、Power Platformの深い知識と社員に寄り添った伴走型支援により、運営事務局のリソース不足が解消され、コミュニティの更なる拡大に成功した。
世森様