ローコード開発の内製化・自走支援サービス
遠隔保守サポートサービス(Com-PASS Plus)
RPA導入支援
・キーワード
業務効率化 / RPA(ロボット・プロセス・オートメーション)導入 / Automation Anywhere / 内製化 / 作業自動化 / コスト削減 / モチベーション向上
スチールプランテック株式会社様
・業務内容
製鉄プラントエンジニアリングメーカー。最適なハード技術、ソフト技術、そしてきめ細かなサービスを提供し、設備の導入計画からアフターサービスに至る、製鉄プロセスの上流から下流までの幅広い工程への対応商品を取り揃えている。
右から、企画管理部 経営企画室 室長 広瀬友行様、
企画部 経営企画室 櫻井まゆ様
※本ページの掲載内容は導入当時の情報となります
スチールプランテック株式会社様には、「業務の見える化ができていない」「ホワイトカラーの定型業務に担当者の固定化、属人化がある」「他の部門の業務内容を知る機会が少ない」という3つの課題があった。業務効率化、業務品質向上を実現するため、2017年11月に策定された中期経営計画の中で業務プロセス改革の一つとして、RPA導入がテーマに掲げられ、RPAの導入が決定した。
「自社システムとの連携性、専門知識を持たない担当者でも扱える操作性の高さなどのポイントで検討し、様々なツールをトライアルした結果、Automation Anywhereに決めました。実際に使ってみると、操作のしやすさ、エラーが起きたときの停止理由がわかりやすい、録画記録ができるなど性能面の優位性が高かったです。」
「Automation Anywhereのパートナーで質疑に対するスピーディな回答、導入後のロボットの作成について定期的なハンズオン形式の技術勉強会開催など内製化を見据えた提案をしてくれたためコムチュアさんにお願いしようと思いました。」
業務内容ドキュメント化
製品選定を支援
業務プロセス全体を可視化するために担当部門からヒアリングなどを行い業務内容をドキュメント化し、導入効果が高い業務の選定や最適なRPAツールを客観的な立場で提案します。
自動化方法・
開発手順のレクチャー
開発したい内容や社内ルールに沿ったカスタマイズ研修を受講できます。研修実施のみならず、研修資料のお渡しも可能なため社内へのナレッジ普及、蓄積が容易になります。
困りごとに対して
様々な対応が可能
定期ミーティングで開発注力の場を設け、その場でアドバイスを受けることが可能。また、開発時に生まれた疑問点は定例ミーティング以外でも相談が可能で、様々な角度から理解度の向上を支援します。
業務の効率化、
品質の向上
ホワイトカラーの定型業務にRPAを導入したことで全体で約2,740時間削減された。また、担当者の固定化、属人化があった業務にRPAを使用することで属人化だけでなくヒューマンエラーも解消できた。
RPA開発業務内製化による
社内のスキルアップ
業務の見える化ができていなかったが、RPAの開発を内製化をすることによって業務の在り方を見直し、業務改善を自ら行うようになった。また、ロボットの作成を覚えることによってお客様社内のITリテラシーの向上にもつながった。
「現在は44のロボットが稼働しており、削減時間が年間で2,740時間にのぼります。また、全社にまたがる業務のRPA化を進めた結果、適用済み部門という意味ではほぼ全部門に関係、浸透している状況です。RPA導入の定性的な効果としては、ロボット作成の経験値が社内に蓄積されることで、業務改善に関する考え方、意識が変わり、社内風土の変革につながってきました。
さらに内製化したことで、業務に携わる担当者が自分でロボットの作成を覚えると、そこから業務自体をシンプルにするにはどうしたらよいか、というところに意識が向き、工夫が生まれるようになりました。現場の当事者が改善、改革の担い手としての意識を高めることにつながったことが内製化の最大のメリットだと思っています。」
「今後は当社のビジネスプランの中に『リスキリング』というキーワードがあるため、リスキリングに適したRPAに参加する人をさらに増やしていきたいです。
また、エンジニアリング業務管理を担うPMS(プロジェクト管理システム)をはじめ、システム間連携にも積極的にRPAを活用し、今後は業務改善のツールからシステム間連携によるさらなるデータ活用の領域にもユースケースを広げていきたいです。そこで、今後も社員のスキルアップのためのサポートを継続的にコムチュアにお願いしたいと考えています!」
「質疑に対するスピーディな回答、導入後のロボットの作成について
定期的なハンズオン形式の技術勉強会開催など内製化を見据えた提案をしてくれました。」