紙帳票の文字データ化・入力業務の自動化
(AI-OCR・RPA連携サービス)
・キーワード
SPA / 業務改善 / FAX受信文書のデータ化 / AI-OCR / 文書管理 / RPA
※SPAは、ウイングアーク1st株式会社が提供する、文書のデータ化(AI-OCR)、文書管理・検索、データ活用を実現するドキュメント管理ソリューションです。
生活用品販売会社様
営業業務では、毎日数百件の注文書をお客様からFAXで受信している。
FAXを受信後、社内システムに受注情報(お客様名、注文明細情報)を1つ1つ手作業で入力する必要があった。出荷手配に向けた入力期限があるにも関わらず、製品項目が多岐にわたるため、入力ミスや内容の確認に時間がかかっていた。また、他作業の増加と社内の働き方改革推進のため、システム入力作業の効率化が社内から求められていた。
当初は別ベンダーのAI-OCR製品の導入を予定していたが、読取対象とする帳票に合わせたOCRエンジンの適用や文書の振分け機能、費用等を評価し、コムチュアおよびAI-OCR製品(SPA)の採用に至った。
ご利用いただく帳票の読取りテストも兼ねた無償トライアルで識字率を確認した。また、AI-OCR製品であるSPAは、帳票の設定作業をお客様にて実施可能なため、弊社支援のもとお客様に実施いただいた。そのため、導入支援費用を安価に抑えることができ、AI-OCRの適用が可能になった。また、AI-OCRの自動運用に向けて、お客様にてRPAの設定を行い、FAXによる受注からシステム入力までの自動化を実現した。
受信FAXからのメール転送後、ファイルサーバに添付ファイルを格納。格納されたタイミングをRPAで監視し、画面キャプチャにてSPA Cloudへアーカイブする。
※お客様にてRPAを開発。web-APIでのアーカイブもご提案・技術支援可能。
SPAのAI-OCR機能により文書をデータ化し、受信した帳票をSPA Cloud上の指定したフォルダに振分する。別フォーマットが混在した帳票も、事前に帳票パターンを登録しておくことで読取精度が上がり、設定フォルダ毎に振分される。
RPAで後続システムへ連携し、FAXによる受注からシステム連携までの自動化を実現。
※お客様にてRPAを開発。web-APIでの連携もご提案・技術支援可能。
営業業務の
作業時間削減
FAX文書の自動データ化とRPAによる後続システム連携で作業時間が大幅に削減し、他作業への時間配分が増えたため、残業が減った。SPA Bridge Service機能を利用することで、印字系が安価に読取り可能になった。
検索機能により
過去資料を有効活用
注文書の過去資料を確認するために、今まではファイルを一つ一つ確認していたが、SPA Cloud上で文書のキーワード検索が可能になり、効率よく閲覧できるようになった。
別業務への横展開により
社内全体を効率化
SPAは操作や設定が分かりやすい製品のため、業務部門の担当者が積極的に使用している。また、別業務に横展開したことで、社内の働き方改革推進につながった。