小売業様のAWS機械学習パイプラインを
使った需要予測やデータ分析基盤の展開
・キーワード
AI / ML / 機械言語 / 機械学習 / Amazon SageMaker /
データ分析基盤 / MLOps / Amazon Step Functions workflow / AWS プロフェッショナルサービス協業
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
※協業先
・事業内容
Amazonが総合オンラインストアの展開で長年培ってきた クラウドコンピューティング技術から生まれたアマゾン ウェブ サービス(AWS)を展開。2006年にサービス提供が開始され、クラウド全体(SaaSなども含む)における世界的シェアが33%で1位。世界で数百万以上、日本国内においても数十万を超える顧客が AWS を利用している。
ある小売業のお客様では、既存の店舗需要予測システムからAWSへの移行を進めていた。AWSのプロフェッショナルサービスがお客様の支援に入り、Amazon EC2で需要予測のアルゴリズム開発を行っていたが、機械学習の開発にコストと時間がかかるといった課題があった。また、大量データの処理能力の向上により、需要予測規模を拡大させ、需要予測システムの価値を高めていきたいというお客様の狙いがあった。
AWS プロフェッショナルサービスは実装や今後の展開も対応できる協業先を探していた。そこで、AWS に深い知識があり、新しいサービスにチャレンジする風土をもつ、コムチュアネットワーク株式会社(コムチュア株式会社のグループ会社)に声をかけ、AWS上での最適な需要予測システムを再構築することになった。
コムチュアは、AWS プロフェッショナルサービスとの協業により、様々なソリューション、テクノロジー、業種をカバーするデータ分析基盤の専門知識を得ながら、AI(人工知能)/ML(機械学習)を使った需要予測システムを構築するための一連のサービスをお客様に提供できるようになった。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は高い信頼性かつ低コストの多くのサービス/機能を提供しております。プロフェッショナルサービスチームでは、お客様がこうしたサービス/機能を最大限に活用し、より高いビジネス価値をより速く手にできることをご支援しています。
機械学習パイプラインの
処理速度が向上
機械学習パイプラインの大部分をAWS上でサーバーレスアーキテクチャとしたことで、1度に多くの需要予測モデルを高速作成することができ、データ処理に要していた工数を2日から0.5日に削減することができた。
需要予測の対象データ増加により
データ活用が促進
幅広い商品・対象地域を予測対象にすることが可能な機械学習環境を構築したことで、社内で保持しているデータの有効活用と需要予測モデルの運用につながった。