「AI-OCR」は、収集した大量の手書き文字データから文字の特徴をディープラーニングし、高精度な文字認識を実現します。この「AI-OCR」にて、紙に手書きで記入された書類を読み込み文字データ化することで、その後の業務システムへの入力業務を人の代わりにソフトウェアロボット(RPA)が自動的に実行します。
例えば、手書きの申請書に記載されている氏名・住所・チェック項目を文字データ化し、その後のデータ加工や照合、システムへの入力までの業務プロセスを自動化することで、ペーパーレス化の実現や印刷・保管コストの削減、文字データの見える化と検索など、様々な業務を効率化できます。
手書きの紙帳票を取り扱うことが多い、銀行などの金融機関や信用保証協会、医療機関、地方自治体などの事務処理の業務効率化や作業ミスを軽減して、コスト削減と働き方改革を推進します。
当社では、手書き文字の認識にAI-OCR製品「SmartRead」を推奨しています(RPA製品はご要望によって柔軟に対応が可能)。また、請求書などの印字帳票にはAI-OCR製品「ABBYY」を利用したサービスを提供しています。
AIを活用した独自アルゴリズムで、自動認識が難しかった手書き文字を高速・高精度に読み取ることができます。文字枠なしのフリーピッチ(自由記述)や複数行にも対応可能です。
活字と手書き文字の両方に加え、チェックボックス・丸囲い文字、数字・アルファベットなどの混合文字にも対応しています。要望により、多言語や業界用語への拡張対応も可能です。
APIを活用して自社システムと連携させ、既存の操作画面のままAI-OCR機能を利用することもできます。また、SaaSなので新たなインフラは不要で手軽に利用を開始できます。※2
※1「SmartRead」の認識率について、すべての手書き書類で初回から99.22%の認識率を保証するものではありません。
※2 お客様のご要望に応じてオンプレミスでのご提供も可能です。
豊富なRPA実績による
柔軟な対応
RPA導入の豊富なノウハウを活かした柔軟な対応ができます。RPA製品の選定(UiPath・Automation Anywhereなど)や、様々なシステム連携(販売・会計、顧客管理システム)が可能です。
導入効果を検証してから
本格導入が可能
申請書の事務処理などは企業特有のフローがあるため、どのくらい効果が見込めるのか効果検証(実証実験)をしてから本格導入することを推奨しています。
業務プロセス全体の改善など
様々なサービスを提供
本サービスでは、人の単純作業をロボットで代替します。さらに、人の判断が必要となる複雑な業務も含めたプロセス全体を管理する「BPM連携サービス」も提供しています。