データカタログ構築サービスでは、利用者によるデータの利活用を促進するために、メタデータを集中管理する機能を開発します。
データの発生元やデータ定義、導出方法などデータに関する情報を管理することで、利用者が分析の素材となるデータセットをデータソース(データ連携元や加工元)の名前やテーブル名、項目名、データの意味などのメタデータをもとに検索し、自社のメタデータ内(データストア層/DWH層/データマート層など)のどこにデータがあるかを見つけることができます。
また、データ資産を適切に活用できるように統制・管理するとともに、品質やメタ情報を整備することで、システム横断のデータ配置や来歴及び影響範囲などの流れを把握し、システム開発・運用に役立てることが可能です。
※コムチュアはインフォマティカの認定コンサルティング&SIパートナーです。
多角的な
カタログ情報の提供
データカタログは、多角的なカタログ情報の提供により、ユーザーによる迅速なデータ検索とさまざまなメタ情報に基づく、プロファイリング(傾向/特性把握)、データリネージュ/リレーション(フロー/関連性把握)、ビジネスグロッサリー(ビジネス定義の把握)など、データの深い理解を支援します。
カタログ情報の自動収集・
各種セキュリティ設定が可能
多様なデータ資産を可視化するために、メタデータ収集用のコネクタが各種システムから自動的にカタログ情報を収集してリポジトリに投入することができます。またユーザーやグループ毎に、各システムのオブジェクトタイプ単位でアクセス権限を設定することでセキュリティを担保することも可能です。
導入コンサルから構築・
運用までのトータルサービス
導入コンサルティングから、データカタログ構築、システム間の連携設定、導入後のシステム運用・保守までトータルサービスを提供します。データカタログの新規導入検討、既存システムとの連携など幅広い対応が可能です。
機能紹介(一部)
クリックで開閉
Google検索のような使い勝手で、企業全体のデータ資産カタログから検索、対象システムやオブジェクトタイプなど様々な切り口で絞り込み、求めるデータセットをいち早く発見することができます。
データの傾向(最大最小値、パターン、類似度)や品質(欠損、異常値、重複)などを評価できます。また、個人情報やIDなどのデータドメインの自動検知により、データの特性も把握可能になります。
データ項目レベルで、システム横断のデータの流れを追跡、来歴/影響分析を可能にしたり、関連する他のデータやレポート、ユーザー、ビジネス用語など、データを取り巻くオブジェクト間のつながりが把握できます。
システム定義情報に対して、ビジネス名称や説明などのビジネス定義情報を関連付け、ユーザーのデータに関する理解を深めるとともに、全社での共通認識の整備が可能となります。
カタログに存在するデータセットに対して評価やレビューを登録したり、Q&Aをカタログで管理することで他のユーザのナレッジやノウハウを共有し、データに対する理解を深めることが可能となります。
ユーザーが顧客氏名の項目に「顧客名」とタグ付けすると、人工知能「CLAIRE」がそれを学習し、カタログ内にある企業全体のデータ資産から同様のデータを探し出し、自動でタグ付けしてくれます。
持ち株会社の主導で、グループ共通の施策、サービスの創出・拡充を行い、グループ各社と連携しながらグループ横断で価値創造を推進するため、グループ会社で保持している情報を共有するための仕組みづくりが必要とされていた。 しかし、様々な業態のグループ各社にデータ資源が散在してしまっており、グループ横断でデータを可視化できていなかった。そのため、グループ全体で施策が一貫しておらず、グループ会社としての顧客価値を創造できていなかった。
グループ横断施策の推進や
共通の仕組みづくりを実現
グループ各社に散在するデータ資源を統合し、グループ横串でデータを可視化することができるようになり、グループ横断施策の推進とグループ共通の仕組みづくりができるようになった。
データ活用による
投資効果の最大化
各社顧客の利用回数増加とロイヤリティ向上で投資効果を最大化することができるようになった。
データ活用による
意思決定のスピード向上
グループ共通のデータ分析基盤を整備したことで、可視化したマーケティングデータをグループ全体の経営判断に活用し、スピーディな意思決定を行うことができるようになった。